助成金と労務管理

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先日、新しいお客様より「助成金を利用したい」とご連絡をいただき事務所へうかがいました。
今回のお客様はどこかで助成金の話を何となくお聞きになり、以前より顔見知りだった私に声をかけてくださいました。
本当に、嬉しく思います。

まずは、社長様や奥様よりイメージしている助成金やどのような経緯で助成金の話を耳にされたかうかがいます。
そして、それがどの助成金なのかどのように利用するかをお話しします。
また、その他にも一般的に利用が可能であると思われる助成金のご案内も致しました。

次に、助成金の利用を考えるにあたり重要な労務管理について話をうかがいます。
①賃金の支払い方(残業代の支払い等)
②労働時間の管理(所定労働時間の設定)
③就業規則の整備状況
④労使協定の整備状況
助成金とは全く別の話に感じる方もいらっしゃると思いますが、
これらの項目は助成金を申請するうえで満たさなければならない項目となります。

労務管理のお話を進めていると、整えるべき事項が明確になり就業規則を作成させていただく事となりました。
その上で新入社員の教育等に助成金を利用していこうという方針になりました。

私が新たに担当させていただくお客様は、今回のように「助成金利用」から「就業規則作成(労務管理)」の流れや
逆に「就業規則作成(労務管理)」から「助成金利用」という流れがとても多いパターンとなっています。

社長様は打ち合わせの中で
「息子や娘に引き継ぐ前に、制度を整えて渡したい。」
「助成金が受給できたら、指導に当たった先輩従業員に手当として還元したい。」
とおっしゃられました。

きっかけが「助成金利用」でも労務管理を改善すれば従業員の方の雇用環境が良くなり満足度が上がります。
また、助成金を手当として従業員に還元すればモチベーションが上がることは間違いありません。
それは、会社の活性化につながります。

このように助成金が活用される事は、私にとりましてとてもやりがいを感じ喜びを感じる事です。

あおぞら社労士事務所 千葉県 助成金申請 労務管理 就業規則作成